6月28日は第一回家庭教育学級「学校給食試食会と質問会」が開催され、約50名の保護者が参加しました。
前半は日野学園で栄養士をされている竹内先生による給食に関する講演会だったのですが、そこには知られざる驚きのこだわりと工夫と愛がたくさん込められていました。
まず、給食の準備はなんと朝7時前の食材の納品立会いと検品からスタート!
約1000食分を12名で調理しているそうで、作業効率も卵割り作業を一つとっても、殻が入らないように確認しつつ2-3秒に1個のスピードで割っているのだとか😂
「手作り」のこだわりレベルも極力添加物を使わないのは勿論、減塩まで配慮してしっかりと出汁を取るところから始まり、カレーやシチューもルーから、餃子もグラタンも一から!
また、特に参考になったのは「食べてもらうための工夫」でした。
- お魚は揚げてみる、臭みを抑えるために醤油や酒などでしっかり目に味付けしたり、煮付けにする。当日各教室で読み上げてもらうお便りで栄養素をアピールする。
- 豆は潰して形を無くし、ミートソースやジャージャー麺のあんかけやポタージュに入れる、主張を弱くするために揚げたり、カレーに入れたりする。
- 野菜類は例えばサラダにコーンやベーコンを入れる、お肉など子どもが好きなものと一緒に調理したり、味付けも甘めに仕上げたりすると食べてもらいやすいとのこと。
栄養バランス、食材、添加物や塩分を極力使わないための一からの手作り、お便りによる食育情報の発信、残菜のチェックと振り返りなど、ありとあらゆる角度から考えられ、工夫されて手作りされている愛のこもった給食を食べられる子ども達は、幸せだな〜と思いました🥹✨
最後に竹内先生から「年間80%は家庭での食事なので、ご家庭での食育もお願いします!」と激励をいただき、身が引き締まる思いでした😂
竹内先生、有意義なお話しは勿論、子ども達の健康と教育を支える給食を監督していただき、ありがとうございます!
そして当日開催していただいたイベント実行委員と教養部役員の皆さん、おつかれさまでした!